プレスセンターネットは、小中学生、高校生や大学生に取材、記事執筆を体験する場を提供します。全国の新聞社や放送局にニュースを配信する一般社団法人共同通信社が運営します。
児童・生徒らが文化、社会、産業、持続可能な開発目標(会社法)SDGs)などさまざまなテーマを取材して理解を深め、新聞や記事を作成して発信します。新聞や記事はウェブサイトで公表し、アーカイブとして保存します。共同通信社は、そのお手伝いをします。
東京五輪・パラリンピックに向け、社会の課題を文化の力で解決しようという「文化プログラム」が全国で開催されました。その文化プログラムとして開催されたイベント、祭り、展示会などを児童・生徒らが「1日記者」となって取材し、記事を発信しました。文化庁、東京都など自治体、東京都高等学校文化連盟などと連携し、2017年11月から21年9月までに全国各地で90回の取材会を開催、29都道府県の207の小中高校から延べ約2300人が参加し、835の新聞が制作されました。プレスセンターネットはこの取り組みを継承し、発展させていきます。
プレスセンターネットは、探究型学習を実践する場にもなります。報道の意義を理解し、メディアを主体的に読み解く「メディアリテラシー」の能力を培う学び舎とします。取材を通じ多様な人と積極的に対話し、総合的に考え、文章などで表現することにより、社会に貢献する。そんな若い人たちを応援します。
プレスセンターネット事務局
(一般社団法人共同通信社事業局内)
効果
- 地域文化の振興
取材を通じて地域文化の価値、魅力の発見につなげます。 - キャリア教育
文化の担い手と対話することで、仕事や働く意義を理解する契機になります。 - 社会貢献
取材や新聞・記事で人を元気にします。 - メディアへの理解
記事を書くためのルールを学び、うその情報を見分ける目を養います。 - アクティブラーニング
主体的・対話的で深い学び、アクティブラーニングとして注目されています。